こんにちは、ココモです!
今回は、グアムで体験した憧れのパイロットになれるアクティビティをご紹介したいと思います。
これから夏休み、グアム旅行を計画している方も多いのではないでしょうか?グアム国際空港の滑走路から自分で操縦し飛び立てる体験ツアーは、日本ではなかなかできない体験プログラムで超オススメ!
海外旅行の時にアクティビティをしたいなと思ったら、私はVELTRAというサイトを使ってます。今回もこのサイトを利用して日本から予約をして行きました。
利用したのはトレンドベクターアビエーションという会社です。日本人の教官が丁寧に教えてくれるので、英語でレクチャーを受けたり質問をしたりする必要はありません。
では、早速グアムでの操縦訓練体験についてお届けしたいと思います!
Contents
グアムに女1人旅
東京から飛行機で4時間程で行けちゃうグアム。アメリカ合衆国に属する島です。
では、場所を確認しましょう!出でよ、グーグルマップ!
↑はい、ここです。東京の真下からちょい右寄りって感じですかね。
このやや左側にパラオがあります。ダイビングで有名な国ですね。
幼い頃、グアムには家族で行った事があるのですが、大人になってどうしても飛行機を操縦してみたい欲望があって私は1人で行っちゃいました。と言っても、トランジットのための経由地だったので、滞在時間は早朝から夕方までの丸1日。
グアムはトランジットでも必ず入国しないといけなくて、入国審査でガタイの良い審査官にしかめっ面で「何で入国すんの」とめっちゃ言われました。
そりゃ、グアムにそんな行き方する人いないだろうけど言い方が冷たかった。(笑)
体験操縦ができるまで
私が調べた時、地球上で資格を持たない一般人が飛行機を操縦できる場所は、グアム・サイパン・ハワイの3箇所でした。日本人にはお馴染みのアメリカのリゾート地です。
ハワイに1人旅はちょっとハードルが高いし、サイパンはグアムを経由する必要があるしって事で、ちょうど旅の経由地で寄る事になったグアムで体験操縦をする事にしました!
予約ができたら日本からメールでトレンドベクターと連絡を取り合って、現地での待ち合わせ場所を決めます。日本人向けにもサービスを提供している会社だったので、日本語でやり取りできました。
現地での連絡手段は、緊急時の電話番号にこちらが困った時にどうにかして電話をするという方法をとりました。海外、しかもトランジットという事で、連絡手段は悩みました。
いざ、グアムに到着。
空港に到着したら、普通は市街地までの移動はタクシーが無難だと思います。10分もかからずに到着するはずです。
ただ私は、歩きながら現地を見て回るのが好きなもので、朝は日差しも緩いだろうと中心部のタモンまで空港から歩いて行きました。
到着時間が6時頃だったので、早く行ったって店も開いてないしと思ってそうしたのですが、まぁね、時間かかりますよ。1時間くらい。(笑)
ビーチ沿いに有名ホテルが立ち並ぶタモン湾を目的地に、テクテクと歩きました。
早朝で誰もいないタモン湾は新鮮で、ホテルのプールをちょこっと覗いたりビーチ沿いにあったハンモックに寝そべったりしながらゆらゆら散歩。
早朝といえど時間が経つにつれて流石に暑かったですが…。一面に広がる太平洋と空を見ながらの時間を気にしない散歩はとても清々しい気分になりました。
待ち合わせ場所へ
タモンからさらに1時間ほど歩いて、待ち合わせ場所のスーパーへ。
待っていた場所が悪かったのか時間になってもお迎えが来た感じしないし、どんな人が来るのかも分からないので、事前に聞いてあった電話番号に連絡。持参していた携帯では電話ができなかったので、スーパーの入り口にあった公衆電話を利用しました。
見知らぬ土地でのなかなかなハードタスクでしたが(笑)
どうにかお互いがいる場所を確認しあって、会社の事務所まで送迎してくれるドライバーさんと落ち合う事ができました。
事務所での講習
会社に到着したら、体験操縦の概要が説明されます。
体験操縦には、標準コースと体験訓練コースがあります。内容の違いは、体験訓練コースだとパイロットが実際に訓練する「タッチアンドゴー」や「失速」「急旋回」などのテクニックが体験できるところです。
旅客機パイロットにガチで憧れてる私は、もちろん体験訓練コースを日本から予約済み。
説明を聞きながら、すでにワクワクが止まりませんでした!
そして案内されるがまま事務所を抜けると、そこは飛行機を収納する格納庫でした。
飛行機大好き人間な私は、ここでもう失神してしまいそうなくらいテンションが上がりました…!
いざ空港へ!
この体験操縦の素晴らしいところは、旅客機の運航が行われているグアム国際空港の滑走路から飛び立てる所です。
大好きな飛行機を横目に、管制塔とやり取りしながら(隣に座る教官がしてくれますが)離陸許可がおりたのちにテイクオフ!
この瞬間、もう感動で涙ものです!!私、飛行機操縦して空飛んでる…!!!
大人だけでなく、ぜひ子供達にも経験してもらいたい!
将来、絶対パイロットになりたいと思うでしょう。将来の夢に繋がる体験。素敵です。
空中での失速
飛び立ったら、まずは水平飛行。操縦桿を安定させるの、なかなか難しい。
なんて思いつつ、綺麗な海、どこまでも広がる快晴の空、緑いっぱいのグアム島が眼下に広がるパイロット席からの景色を楽しみました。自分で操縦する空の旅。最高でしょー!
そこから教官がタイミングをみて、体験訓練の技術「急旋回」「失速」「8の字旋回(レイジーエイト)」を体験させてくれます。
なんと言っても「失速」の訓練が最高です。失速とは、翼が揚力を失った状態。つまり、飛行機が落下する状態を作り出し、そこから再度水平飛行へ機体を戻す訓練です。
ジェットコースターをイメージするとよくわかるのですが、落下するための最初の上昇をしてから落下中に操縦桿を上げて水平飛行に戻す作業になります。
まさにレールのないジェットコースター。スリル満点で楽しすぎる!何度もしたくなりました!
希望すれば飛行中に撮影もできます!教官が一緒に操縦してくれてるので、安全面も全く問題ありませんでした。
体験操縦をしながら遊覧飛行もできちゃう。一挙両得ですね!
空港でタッチアンドゴー
そしてグアム国際空港に戻り、タッチアンドゴーの訓練。
日本では以前に沖縄・宮古島の下地島でANAの旅客機が訓練していた風景が有名ですね。あれを実際に自分でできるのがこの訓練です!しかもグアム国際空港の滑走路で!
一旦着陸すると見せかけて、再上昇するタッチアンドゴー。旅客機のパイロットも行う基礎訓練で、終始ワクワクでした!
「失速」の訓練もそうですが、体験とは言えスロットルや操縦桿を操作する手順があるのがとても楽しいです!
着陸後は写真撮影
そして、また教官が管制塔とやり取りをして許可が出たら着陸します。
着陸後はパイロット席に座っている私や飛行機の前にいる私を、教官が写真に撮ってくれました。
サングラスをかけたりして、パイロットになりきった気分に。さらにテンション爆上が!
事務所でログブック記録
たくさんの飛行機が収まる格納庫から、名残惜しい気分で再び事務所へ。
戻った後は、フライトログの記入と会計。フライトログとは、どのような条件でいつ飛行したのかについての記録で、それを記載するのがログブックです。小型飛行機の操縦ライセンスを取る事があるなら、体験訓練の時間も飛行時間に加えることができるそうです。
トレンドベクターアビエーションでは教官が飛行記録をログブックに記載して記念にプレゼントしてくれるサービスがあります。これも嬉しい。
いつか私もライセンスを取りたい…!
訓練操縦の時間とお金は?
この素敵な飛行訓練ですが、飛行する時間としては1時間くらいでした。講義がさらに1時間あるので、体験全体の所要時間は合計2時間くらいです。
体験訓練コースのお値段は、アメリカドルで$240。日本円では2万6千円〜くらい。ちょっとお高めにはなりますが、かけがえのない経験がすることができたのでお金には変えられないと思ってます。
もし、セスナ機のライセンスを取るなら数百万円の予算が必要。今後の人生で要検討課題になりそう…。
さいごに
1人でグアム、相当敷居が高い気がしますが私のように滞在目的があれば全く問題ありません!
飛行機を操縦するなんて、一生に一度あるかないかだと思います。とても楽しいので、是非みなさん体験してみることをオススメします!
記事を書きながら、もう一回体験したいな〜と思いました。
では、皆さんよい旅を!ココモでした。