グルメ

【女1人で】金沢グルメを食べ尽くそう!【国内旅行】

こんにちは、ココモです!

今回は、3泊4日の金沢1人旅で食した、金沢グルメについてお届けしたいと思います。

日本海でとれる新鮮な魚介類から地元の名物、デザートまで幅広いラインナップとなっております!どうぞご覧ください。

予約時点で即完売!レアなグルメ【のど黒めし本舗・いたる】

近年、プロテニスプレーヤー錦織圭選手の好物という事で一躍有名になった高級魚・のどぐろ。九州でも食べられるのですが、折角日本海側の地域に来たんだから山ほど食べたい…!と検索し、【のど黒めし本舗・いたる】というお店へ行く事にしました。

お店の開店時刻は17時半。行く前に予約をしようと開店した頃に電話をかけてみたところ、受け付けていないと断られました。

それもそのはず。理由を聞いてみたらこのお店、電話予約は受けておらず、開店1時間前から行われる店頭での受付を行えた方のみが予約可能だとの事。しかも、予約で大体完売御礼になるとの事でした。

それを知った私は再チャレンジする事を決意。翌日、16時40分店頭に到着して何とか無事に予約出来ました。

薄々、完売してるんじゃないかと思いながらの予約でしたが、私の後に2組予約されて16時45分に完売のご案内がありました。なんと開始15分で予約終了。危なかった…。

ちなみにこの日は、平日の水曜日。週末や休日前には予約のために行列が出来てるかもしれません。

そんな壮絶な予約バトルの末に食べられた、のど黒めしがこちらです。

お釜に入った状態のご飯。その上で白く光る、ちょっと焼き目の入ったのどぐろの切身たち。写真でも美味しそうです…。

お店のオススメする食べ方があったので、きちんと流儀に沿って頂きました。それによれば、まずはしゃもじで4等分に分けて、1区画を何もつけずこのまま食べるようにと。ウキウキしながら素直にお店のオススメ方法を実践しました。

まず1口目。のどぐろが口の中で溶ける…めちゃめちゃ美味い!!!のどぐろの食感をダイレクトに感じます。焼き目の香ばしいちょっと焦げた風味が最高でした。

次に、ごま・ネギ・わさび等の薬味を乗せて、風味の変化を感じながら食べるようにとの指示。勿論、これも美味しい。

そして最後に、お店も超オススメのシメ!予め配られている、のど黒出汁をかけておじやの様にする食べ方です。

ご飯とのど黒が白濁したスープに浸った絵面を見てください。これだけで美味しさが伝わってきますよね?

この出汁が、旨味が凝縮していて本当に美味しいんですよ…!のどぐろより出汁の味が前面にくるけど、好きです。

こうして全ての食べ方を網羅したあとは、出汁だけ頂いたり、のどぐろだけを頂いたりしながら、すぐに完食してしまいました。本当に美味しくて大満足でした!

ちなみに、お値段は2,800円。この記事を書くにあたりホームページで見てみると3,000円になっていたので、人気が出すぎて値上げされたのかも?こちら、クレジットカードは使えないので注意です。

夜だけでなくランチも営業なさっているので、予約ゲットには1日2回のチャンスがあります。時間に余裕のある時にはぜひチャレンジを…!

この前日、系列店の【いたる・香林坊店】にも行ったのですが、地元の食材がたくさん食べられてとても良かったのでご紹介します。こちらのお店もぜひ。開店直後から満席になる人気店だったので、予約必須です。

写真左側から刺身盛り合わせ、蟹味噌、ホタルイカの沖漬け、梅貝(バイガイ)です。

この梅貝、つぶ貝だと思ってましたが違って、富山湾で獲れる北陸ならではの食材という事でした。甘く煮付けてあって美味しかったです。

こちらも同じお店で頂いた金沢の郷土料理・加賀料理の代表、鴨の治部煮(じぶに)です。

“治部”の所以は鴨→ジビエからきてるだとか、戦国時代の武将・石田三成の従五位治部少輔という役職からだとか、諸説あるらしいです。

この鴨肉、柔らかくて美味しいし、また出汁の旨味がたまりませんでした。金沢ではポピュラーな「すだれ麩」と呼ばれる平たいお麩も入っています。汁のトロッとした感触には食欲をそそられました。

朝から豪華に!映える海鮮丼【山さん寿司・本店】

次は、金沢市中心部・近江町市場にあるお寿司屋さん【山さん寿司・本店】です。市場にあるお店らしく、開店時間は朝7時半。

平日にも行列が出来るとの前情報でしたが、「月曜日だし絶対入れるだろう」と余裕をかまして私は8時に到着。やはり行列はなく、すぐに入店できましたが店内は既に半分ほど席が埋まっていました。

メニューにはお寿司やお刺身もあってちょっと迷いましたが、当初の目的通り3,000円の海鮮丼を注文しました。その海鮮丼がこちらです。

どーーーん!!!器から溢れる魚介類たちの破壊力…!加えて、いくらの上にのった金箔がさらに豪華絢爛さを演出してくれます。ウニ・トロ・ホタテ・エビ・イクラ等々の高級魚介類を朝から食べ尽くす贅沢さ。いい気分になりました。

ちなみにこちらもクレジットカードは使えないので現金持参必須です。

お昼、ランチの時間帯に通りかかった時には行列ができていました。即食べたい方は早朝の利用をオススメします。

ミシュラン認定店が営む和カフェで葛切り【和甘味つぼみ】

こちらは21世紀美術館近くにある和カフェ【和甘味つぼみ】。2016年にミシュラン2つ星を獲得された老舗料亭「杉の井穂濤(ほなみ)」が営む甘味処だそうです。

店内は大きな木を切り出して作られた一枚板のテーブルといくつかのテーブル席があり、和の雰囲気が醸し出された落ち着いた雰囲気。窓の向こうにはお庭もあります。とても居心地が良く、長居してしまいました。

こちらは目的の葛切り。季節によっては限定メニューがあるそうです。私はベーシックな黒蜜と2月の季節柄いちごも食べたかったので両方食べられる「くずきり&つぼみのいちごセット」を注文。1,080円でした。

お箸ですくい上げると綺麗な半透明の葛切り。お水は山の湧水を使用しているそうで、最初に頂いたお冷まで美味しかったです。

14時頃に来店したのですんなり入店でき、お客さんもまばらでしたが、1時間ほどゆっくりしていたら瞬く間に座席が埋まりました。人気なんだなぁと実感。おやつの時間を少し外していくと良さそうです。

金沢の名物!お麩の料亭【麩料理 宮田・鈴庵】

金沢では江戸時代から脈々と受け継がれるお麩の食文化があり、加賀麩と呼ばれ車麩・生麩・すだれ麩など種類が豊富です。

普段からお麩は大好きな私。お麩をふんだんに楽しもうと、京都風な古い街並みが残る住宅街にあるお店【麩料理 宮田・鈴庵】で麩料理のフルコースを頂きました。

さすが明治時代から続くお店で、門構えも立派!来店時は2月で玄関先には江戸時代から受け継いできたという異国の雰囲気も感じられる様な雛人形が飾られていて、価値の高い伝統と歴史があるんだなと、実感しました。

こちらはコースのうちの1品、車麩のお煮付けです。真ん中の部分には卵が入っていて、半熟卵と車麩、出汁の味がマッチしていてたまりません…!

「お刺身」とされる生麩、ステーキ、フライ、田楽、揚げ出し、汁物に入れられたカラフルで可愛いお麩、モチモチの食感を利用したデザート等、他のお料理も全てお麩が使用されています。器も金沢ならではの九谷焼。舌も目も楽しめました。

店内は、金沢では伝統的におもてなしの色・高貴な色とされる群青色の壁に覆われています。ここから見える整えられた日本庭園も落ち着いた気分にさせてくれます。

メニューは税抜3,000円・4,000円・5,000円のコースのみで、私がセレクトしたのは4,000円のコースでした。営業時間は11時半〜15時までのランチのみ。来店予定日の前日までに電話予約をして来店してください。

こちらのお店は書きたいことや載せたい写真がたくさんあるので別記事でまとめる予定です。

のどぐろ煮干ラーメンとクラフトビール【Ramen&Bar ABRI】

九州人ですが、トンコツよりも出汁系ラーメンが大好きです。歩いていたら偶然見つけたオシャレでちょっと小さなお店【Ramen&Bar ABRI】。

大好きなのどぐろ、それから金沢で作られたビールが飲めるとの事で、前述した【いたる香林坊店】でたらふく食べた後に迷わず入りました。

選んだのは「のどぐろ煮干特製らーめん」のダシ味、1,130円。

美味しそうでしょ!ちなみに此れはトッピング全載せです。能登地鶏の煮卵、能登豚のもも肉低温調理チャーシュー、手作りえび雲呑、白髪ねぎ、メンマ、昆布。地元の食材がふんだんに使われてるから、頼まずにいられませんでした!

麺は珍しい三角錐でブーメランの様な形で、スープがよく絡んでました。

クラフトビールのビールサーバーに誘われ、博多阪急用に限定で仕込んだと書かれていた「金澤ブルワリー」を九州人のクセにまんまと頂きました。美味しかった!

メニューは他にも色々とあり、全部試したかったのですがさすがに胃袋はちきれそうで辞めました。(笑)

控えめな金箔が映える加賀棒茶ソフト【古都美カフェ】

21世紀美術館の真隣にあるこちらのお店【古都美カフェ】。お土産やソフトクリームを買える1階とカフェスペースになっている2階があります。

私の目的は、金粉がかかった加賀ほうじ棒茶のソフトクリームです。金箔ありで650円、金箔なしだと450円です。もちろん金箔ありで注文しました。

お茶屋さんの街並みが広がる東茶屋町等で金箔が一面に載せられたソフトクリームより、私はこちらが好きです。テイクアウトのみで、カフェスペースで頂くことは出来ませんのでご注意を。

お土産用のお菓子も、思わず欲しくなりそうなオシャレなパッケージで、お菓子自体も美味しそうでした。

お店に寄ったのが滞在最終日だったので荷物の都合で購入できませんでしたが…。友人や職場へのお土産にセレクトすると可愛くて喜ばれると思います。

さいごに

食と旅は切っても切れませんよね!

金沢はさすが食材の宝庫で、調べれば調べるほど美味しそうなものが出てきたので、私は4日間の滞在中に行きたいお店と食べたい物をリストアップし、かなりの量を食べまくりました。

当然、体重は増えました。毎日1〜3万歩以上歩いてましたが、これだけ食べると消化も追い付けなかったようです。(笑)

では!みなさんも良い旅を!ココモでした。

ABOUT ME
cocomo
日々真面目に働くアラサー看護師10年目。病院よりも空港が好き。残業多め・拘束時間長めの職場に勤めながら、隙あらば旅しようと常に企んでいる。今一番行きたい国は情熱の国スペイン。