皆さん、こんにちは!ココモです。
今回は、世界遺産・白川郷の旅についてご紹介したいと思います!
パラオで知り合ったダイビング仲間に誘われて行った旅で、常時1人旅の私にしては珍しいグループ旅行です。
雪深い山道を仲間に運転してもらい、九州生まれ・九州育ち・九州住まいの私にはなかなか出来ない貴重な経験をさせて貰いました!
2月、真冬の白川郷
白川郷とは、合掌造りと呼ばれる茅葺屋根が特徴の日本伝統住宅が集まった集落で、その独特の景観から世界遺産に登録されています。
毎年1月・2月にはライトアップも行われ、雪景色の中で幻想的な雰囲気に包まれる集落の姿が美しい、人気の観光スポットです。
私たちが旅をしたのは、冬真っ只中の2月でした。深い雪に包まれた白川郷に行き、ライトアップされた姿を写真に収めようと各自が住まう日本各地からまずは東京に結集しました。
私は仕事の都合で1泊2日の強行スケジュールで参加。早朝の東京から新幹線、車を利用しての旅となりました。
白川郷ってどこ?
今回も、目的地の場所確認から始めますね。教えてグーグル先せーーい!
↑はい、ここです。岐阜県の北、石川・富山県との県境に位置するようです。
東京からの距離、およそ350km強。よく九州から1泊2日で行ったな、と今になって思います。若くて元気があると何でも出来ちゃいますね。
新幹線・グランクラスって?
東京駅に集合し、現地の仲間と合流する為まずは長野駅まで新幹線・あさまに乗車。せっかくだからという事で、グランクラスを利用しました。
グランクラスとは、グリーン車よりもさらに上級で、北海道・東北・北陸新幹線にのみ設定された乗車クラスの事です。いわば新幹線のファーストクラス。
グランクラスは新幹線の先頭車両なので、車両を行き交う乗客はまずいません。しかもこの旅でのグランクラスは、私たち以外に乗客はおらず貸切でした。なんて贅沢な。
グリーン車にも乗った事はありませんが、西日本にはグランクラスの設定はありません。ましてや新幹線にあまり馴染みのなかった私は、グランクラスの2列×1列の広々としたリクライニングシートや内装の高級感にひどく感激しました。
この時に乗った新幹線「あさま」には無かったのですが、フルサービスのあるグランクラスだと専任のアテンダントが付き、軽食や飲み物・アルコール等や新聞、毛布、スリッパ等々のサービスがあるようです。ビジネスクラスや海外路線での飛行機に乗るような感じですね!
余談ですが、長野までの道中に通過した軽井沢。ここがあの高級別荘地、軽井沢か…!!と私は田舎者丸出しの感動を覚え、出発から数十分でもう既に胸いっぱいになってました。(笑)
いざ、白川郷へ
さて、快適な新幹線の旅を終え、長野駅で待機してくれていた仲間と合流。途中で寄り道しながら白川郷へと向かいます。
道路脇に雪がまぁまぁ残っていた長野。「こんなに積もるんだ〜。長野ってすごい」と思ってましたが、そんなの全然序の口でした。
道中、トイレ休憩を取った時からもうそこは異次元。九州では絶対に見ることができない景色が広がってました。
何だこの雪の量はーーーー!!!雪だるまが簡単に巨大化できる…!!!!
見渡す限りもう一面真っ白で。降り積もった雪の暑さが半端じゃなく分厚い。ここは本当に日本なのか…?という疑問が頭をよぎりました。
九州だとちょっと雪がちらついて、うっすら積もっただけで「わ〜、雪だ♡」となるのです。雪だるまなんて、ベランダの柵に降り積もった雪をかき集めて作るんです。
木々の枝は全て雪に覆われ、冬でなければ滝なのか真っ青の氷柱もあり、雪国ってすげぇ…!!!って目が飛び出ました。
豪雪の白川郷
そんな怒涛の感激を覚えながら、白川郷へ遂に到着。銀世界とはこの事だと思いました。
駐車場からですが、雪がすごすぎて口あんぐり状態です。
目にうつる景色は本物なのか。これまで経験のない景色で、写真か絵を見ているかのような錯覚を覚えました。
屋根からは巨大なつららがぶら下がっていて、屋根の上にも降り積もった大量の雪。手や足が凍りそうなくらい寒かったです。
本当はライトアップされた白川郷の全景を写真に収めたかったのですが、撮影スポットである展望台がこの豪雪で通行禁止となり撮影できませんでした。残念…。
でも茅葺屋根の建物からほんのり灯った明かりを見ると、ちょっと心がぬくくなる不思議。
こんな遊び心いっぱいの雪だるまや、アナ雪の「オラフ」を象った雪だるま、かまくらもあって、大人もキャイキャイ言いながら楽しみました。
たくさん積もった雪にボスッッッッと身体ごと突っ込みたかったんですけど、毛糸のガウンを着てたので断念。何も気にしなかった子供時代に戻りたい。
ひとしきり楽しんだ後は、飛騨高山温泉のホテルに宿泊。
飛騨牛のステーキを頂き、温泉に浸かり、ゆったりと夜を過ごしました。幸せ…。
車以外の交通手段
白川郷へ行くには日本の各都市からそれぞれの交通手段があり、一概にこれがいいとは言えませんが、結局最後は自動車を利用することになるので山道に慣れない方は名古屋等からのバス旅を選ぶのが無難かもしれません。特に今回もそうでしたが雪だらけの時期は通行止めの区間が多発していましたし、事故も心配です。
東京、大阪、名古屋、福岡からの交通手段をまとめられた格安移動というサイトがあったので、ご参照ください。金額や所要時間も表示され、各駅からのバス予約ページにもすぐ飛べる便利なサイトです。
白川郷で宿泊
世界遺産・白川郷で合掌造りの建物に泊まるという選択もあります。民宿やゲストハウス、温泉を備えた旅館等があるようです。
詳しくは白川郷観光協会のホームページに情報がありました。このホームページには今では入場予約制となっているライトアップの日程や参加方法についても表示してあります。時期を絞って写真撮影を狙っている方は要チェックです。
2020年1月、2月は6日間のライトアップを行うようですが、予約は2019年8月初旬に受付が始まり抽選になるようです。きっと狭き門なのでしょうね…。
冬のライトアップだけでなく、夏の真緑、秋の紅葉、春の新緑の時期もまた魅力的です。夏の終わりから秋にかけて行われる火災を想定した防水訓練(一斉放水)の様子は、大きな水のアーチがいくつも描かれ美しく見もので、旅行会社でツアーが組まれている程です。
好きな時季を選んで温泉や美味しいものを頂きつつ、ぜひ一度ぜひ訪れてみてください。
費やした時間と金額
出発地により異なりますが、東京からならバスや自動車を利用すると寄り道せずに行って6時間程度、新幹線と車を利用すると3〜4時間程度で行けるようです。
私は九州からの参加なので、飛行機と新幹線、雪道の車で9時間くらいはかかったんではないでしょうか。遠いですね…。
行った当時の値段は覚えていませんが、新幹線はグランクラスの東京ー長野間で片道15000円程。宿泊は1万円程度。車はダイビング仲間の方のご好意だったので費用はかかっていませんが、飛行機は往復30000円程度ですかね。んー、1泊2日にしては豪勢な旅。(笑)
白川郷自体への入場料はかかりませんが、大きな合掌造りの建物に入るには見学料がかかる場合がありますのでご注意ください。と言っても数百円程度ですけどね。
さいごに
今年、2019年の冬は雪がほとんど降らなかったですね〜。友人が行ったようなんですが、冬なのに殆ど雪の無い白川郷にとても残念がっていました。私が行った時ほど降ると大変ですが、冬なのに全く雪がないのもちょっとね。
今回の旅は日本各地から各々東京に集合して数人で行きました。同じ感動を同じ時間にすぐ共有できるっていいなと思いました。仕事のある大人なんで難しいけど、また行きたい。
白川郷観光協会:https://shirakawa-go.gr.jp/
格安旅行 白川郷へのアクセス:https://idou.me/tourist-spot/125
では、皆さん良い旅を!ココモでした。